院長の友人の能楽師、林本大さんがこの秋、「道成寺」を披くことになりました!ぱちぱち!

「道成寺」はご存知の方の多い、有名な曲です。紀州道成寺のお話で、ある娘(清姫さん)がある山伏(安珍)に恋したものの、安珍は清姫さんを捨てて道成寺の鐘の中に隠れてしまいました。清姫さんは怒って蛇の姿になり安珍を追いかけ、鐘に巻き付いて中にいた安珍を焼き殺したという伝説なのです。

ふたりの間に何があったかは分かりませんが、とりえず院長は女性の味方だということがこの解説からも分かってしまうかもしれませんね。

この曲は80キロもある本物の釣り鐘を舞台にしつらえ、「乱拍子」「急乃舞」「鐘入り」など見所がたくさんあり、能楽師にとってこの大曲を勤めることが能楽師の卒業証書そして出発点と言われているそうです。

ご興味のある方はぜひ、大槻能楽堂に足をお運びくださいませ。

故山本眞義十七回忌追善能 平成28年10月30日(日) 於 大槻能楽堂 正午始め

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